千歳くんはラムネ瓶のなか
ようやく暑さも和らいできて、過ごしやすい気温になりました。
なんなら夜から朝方にかけてはむしろ寒いくらいです。
若干話が逸れますが、僕の住んでいる地域には春と秋がありません。
春らしくなってきたなと思った次の日には猛暑に見舞われ、秋らしくなってきたなと思った次の日には雪が降ります。
ついでに天気も悪いです。全国トップクラスに悪いと思ってます。
ついでにこれといった観光地もありません。
是非遊びに来てください。
こんにちは。久しぶりの更新になります。
本日紹介する作品は、『千歳くんはラムネ瓶のなか』の4巻です。
ネタバレはなるべくしないように書いたつもりですが、一応本作を読んだ後にご覧いただければと思います。
バスケと、そしてメンバーや自分と向き合う陽。
野球と、止まっていたあの夏ともう一度向き合う朔。
この二人が主軸となって物語が展開された本作でしたが、そうですね、感想を一言で言うなら…
『青春の権化』
ですかね。
熱中しているものと全力で向き合い、失敗と挫折を繰り返し、時には涙しながらも、結局熱は消えずに、呪縛からは逃れられずにもう一度向き合って。そうしてできた熱を今度は誰かの消えかかった火に届け、やがて周りをも巻き込んだ巨大な熱になる。彼らが必死にもがいて掴んだこの青い夏を、青春と呼ばずに何と呼べばいいのでしょうか。
特に四章の千歳なんかはもう熱すぎましたね。なんかもう別の作品見てるみたいでした。メジャー見てるみたいでした。メジャーあんま知らんけど。
それと今回、個人的には亜十夢が最高でした。一巻の亜十夢とは大違い。え?こいつこんなかっけえキャラだったの?ってなりました。
最後のシーンも良かったです。本作のキーワード『身長』をうまーーく使って描写されたシーン、すごいお気に入りです。
ちょっとしたところでいうと、千歳家での一幕を見て、なんとなく七瀬のキャラちょっと変わったように感じました。あのクール系のキャラに「?!」の文字がつくだけで印象変わるもんですね(笑)
ごめんなさい。感想を思いつくままに書いてしまったので読みにくかったでしょうか。
まあとにかく最後の最後まで面白かったことが伝わればおっけーです。
優空や夕湖の意味深な発言も気になりますし、どんなお話になるのか次回も楽しみですね。
このライトノベルがすごい!③
こんばんは。
『このライトノベルがすごい!2021』のランキング発表ですが、パート1,2と続いて、いよいよ今回の発表で最後となりました。
トリを飾る今回は『イラストレーター編』になります。
こちらでは、3人のイラストレーターの先生を発表させていただきます。
正直一番迷いました(笑)
パッと思いついただけでも10人以上は出てきて、しかもその中から3人を選出するわけですから、それはそれは頭を抱えました。
厳選に厳選を重ねたランキングなので、是非最後までご覧ください。
それではどうぞ。
第3位 しらび先生
ライトノベルを読んでいる方であれば、一度は聞いたことのあるイラストレーターではないでしょうか。
『りゅうおうのおしごと!』や『86‐エイティシックス‐』などのイラストを手掛ける有名イラストレーターです。
鮮やかな色調で力強く描かれるイラストには、えも言えぬ迫力を感じます。
っべえです。
第2位 Hiten先生
人気作『三角の距離は限りないゼロ』でお馴染みのイラストレーター様です。
キャラクターや背景などが淡く温かなタッチで描かれるイラストは、どこかセンチメンタルで、そしてありえんエモさがあります。
っべえです。
第1位 うみぼうず先生
話題作『探偵はもう、死んでいる。』でイラストを担当されているイラストレーター様です。
クリアな色合いで描かれ、それでいて確かな芯を持ったイラストです。
また、どこかノスタルジーな雰囲気を感じ、『たんもし』のテーマにピッタリの作風だと思いました。
っべえです。
いかがでしたでしょうか。
美術的なセンスがひとかけらもないため、他の部門よりコメントが薄くなってしまいました。ごめんなさい。
これにて『このライトノベルがすごい!2021』の全部門の発表が終了したわけですが、ここで皆様に小さいご報告をさせていただきます。
実は今回の『このライトノベルがすごい!2021』が開催されるにあたり、アンケートの協力者の募集が先月に行われ、僭越ながら、自分はその協力者の一人として参加しております。
こちらで発表させていただいたランキングやコメントが、おそらく本誌のどこかに掲載されますので、よろしければそちらも併せてご覧いただけると幸いです。
それでは、長きに渡りご覧いただき、ありがとうございました。
このライトノベルがすごい!②
こんにちは。
前回に引き続き、『このライトノベルがすごい!2021』のランキングを発表させていただきたいと思います。
今回は『キャラクター編』になります。
男性キャラクター3人、女性キャラクター3人を発表させていただきます。
まずは男性キャラクター部門の発表です。
自分と同性のキャラクターにランキングを付けるのは地味に難しかったのですが、今回はシンプルにTHE 王道のかっけえキャラを選出しました。
それではどうぞ。
第3位 千歳朔
『千歳くんはラムネ瓶のなか』より、千歳朔を選出させていただきました。
ヒロインたちが抱える問題を美しく、そして泥臭く解決していく、完全であり不完全なキャラクターです。
何でもできていざという時に頼りになる、そんな皆のヒーローを演じながらも、その裏には誰にも見せない本物の素顔があります。
内側の欠陥部分を隠しながらも外側を完璧にすることで取り繕うとするところに人間らしさを感じることができ、そこに惹きつけられました。
第2位 綾小路清隆
『ようこそ実力至上主義の教室へ』より、綾小路清隆を選出させていただきました。
身体能力、思考力、記憶力、判断力……どこをとっても隙がありません。
とある事情によってその能力を隠して日常を過ごしていますが、物語が進むにつれて能力を発揮する場面が多くなってきています。
主人公でありながらまだまだ謎多き部分が残っており、今後どうなっていくのか注目のキャラクターです。
第1位 一方通行(アクセラレータ)
『とある魔術の禁書目録』より、一方通行を選出させていただきました。
学園都市に7人しかいないレベル5の能力者の中で1位の実力を持つといわれている本作最強キャラクターの一人です。
戦闘シーンでは、最強と謳われる所以を遺憾なく発揮しており、読者を圧倒させます。
過激な戦闘シーンで味方をも傷つけてしまうことがある反面、普段は人を傷つけないよう立振る舞う心優しい一面もあり、憎めないキャラクターとして定着している印象です。
続いて、女性キャラクター部門の発表に移ります。
基本的な軸としては、やはり『可愛さ』を重視しています。
まあでもラノベに登場する女性キャラクターは基本的にみんな可愛いので、今回は
それにプラスαで何らかの特徴を持ち、個人的にビビッときたキャラクターを選出しました。
それではどうぞ。
第3位 天沢一夏
『ようこそ実力至上主義の教室へ』より、天沢一夏を選出させていただきました。
理由はエロかったからです。はい。
挿絵のイラストなんですかアレ……あの目つき完全に誘ってるじゃないですか。
他にも、黒ニーソ、絶対領域、小悪魔要素、微妙に病んでそうなご尊顔………。
性癖にどストライクです。ありがとうございました。
大体同じ理由で坂柳有栖も選出したかったのですが……悩んだ末の結果、今回はこちらに軍配が上がりました。
第2位 西野明日風
『千歳くんはラムネ瓶のなか』より、西野明日風を選出させていただきました。
最初は自由奔放でミステリアスな女の子として読者に定着されましたが、メインを飾る3巻ではどこにでもいる普通の女子高生としての一面が見られ、そのギャップに尊みを感じた国民が後を絶たなかったらしいです。
今後もいろんな西野明日風が見れることを期待しております。
第1位 空銀子
『りゅうおうのおしごと!』より、空銀子を選出させていただきました。
主人公クズ竜八一の姉弟子であり、『浪速の白雪姫』の異名を持つ天才女性棋士です。
同門の八一をライバルとして意識し、八一の前では厳しい態度をとりながらも、実は密に思いを寄せる女の子らしい一面も兼ね備えています。なお、八一は難聴鈍感最低主人公であるため銀子の思いにはなかなか気づきませんでしたが。
また、中学生であるため普段は制服を着ているのですが、銀子はサービス精神が旺盛なのでゴスロリや水着を着てくれます。非常に楽しく拝見させていただいております。これからもよろしくお願いします。
いかがでしたでしょうか。
以上が、『このライトノベルがすごい!2021』のキャラクター編になります。
キャラクターが多すぎて迷いましたが、無事ランキングをつくることができました。
次回はイラストレーター編になりますので、そちらも併せてご一読いただければ幸いです。
それでは失礼いたします。
このライトノベルがすごい!①
お久しぶりです。
しばらく時間をあけてしまいました。
というのも、ここ一週間くらい全然本を読んでいませんでした。オイ
特段忙しかったというわけではなく、単純に本を読む気が起きませんでした。オイ
大体一ヶ月に1回はこの状態になります。とても厄介です。
これは僕だけじゃないと信じたいのですが、本を読むことに対してのモチベーションに波があるんですよね。
僕の場合だと、一日2~3冊読んだりする時もあれば、一週間のうち1冊読むかどうかって時もあります。
漫画とは違って読むのに何時間もかかるし、字が細かくて情報量も多いから目も脳も疲れるしで一冊読むだけでかなり労力がかかります。それらの要因が僕のモチベーションを下げてくるんですよね。
というわけで、ここ一週間はモチベーションが底をついてました。
まあ後は上がるだけなので、それを待ちたいと思います。
さて本題に入りますが……
『このライトノベルがすごい!2021』
今日はこちらのランキングを発表させていただきたいと思います!
『このラノ』について一応簡単に説明しておくと、今年刊行されたライトノベル作品の最推しを決めよう!…みたいな感じのやつです。
項目は、『作品、キャラクター、イラストレーター』の三部門です。
記事が長くなることが予想されるので、作品編、キャラクター編、イラストレーター編の3つに分けて投稿したいと思います。
今回は作品編になります。こちらでは5作品を発表させていただきます。
前置きが長くなってもアレなので早速発表に移りましょう!
第5位
八目 迷(著)『きのうの春で、君を待つ』
こちらは、ガガガ文庫より刊行された作品になります。
時間を遡る現象『ロールバック』に巻き込まれた船見カナエが、数日前に亡くなってしまった保科あかりの兄を救うために奔走する…というタイムリープを題材にした作品です。
物語が進むにつれて、あかりがカナエに隠していた秘密や葛藤が明らかになっていくのですが、これがなかなか重たい内容……。
読み終わってから開口一番に出た一言は、「とりあえずあかりが幸せになってほしい」でした。
また、未来と過去を行ったり来たりしながらも着実に過去へ遡っていくというちょっと不思議なタイムリープをするため、読んでるところ全てが伏線として作用してきます。これが面白いところ。
物語の構成が難しいジャンルでありながら、伏線もしっかり回収しつつ一冊の単行本にまとめられていて良い作品だと思いました。
第4位
竹町(著)『スパイ教室』
こちらは、富士見ファンタジア文庫より刊行された作品になります。
死亡率九割を超える『不可能任務』を専門とするスパイチーム『灯』を創設したクラウス。スパイ養成機関の落ちこぼれである七人の少女を仲間に加え、様々な不可能任務を成功させていく中で、かつての同胞たちを敗ったとある不可能任務を攻略するために動き出す…スパイ作品の代表格とも言えるシリーズです。
七人それぞれが持つ能力を活かした戦闘シーンや頭脳戦はもちろんのこと、少女たちが過去と向き合い成長していく過程は、読んでいてきよきよしさを感じました。
小さい伏線に見えて実は大きい伏線だったり、また思わぬところで伏線が回収されたりと、文章の細部まで目を凝らさないと、きっとあなたも騙されます。
頭脳戦が好きな方はハマること間違いなしの作品です。
第3位
平坂読(著)『妹さえいればいい。』
こちらも第5位と同じく、ガガガ文庫より刊行された作品になります。
妹キチガイの小説家、羽島伊月とその周りを取り巻く個性豊かなキャラクターたちが織りなす青春ラブコメ作品です。
人間は常に何らかの悩みや秘密を抱えているものです(急にどうした)。
この作品に登場するキャラクターもそれぞれ悩みや秘密を抱えながら生きています。
物語が進むにつれて新たな悩みを抱えたり秘密を打ち明けたり、成長と後退を経験しながらも、着実に次の一歩へと踏み出そうとする彼らを見ていると、この人たちは現実世界に実在しているのではないかと錯覚するほど、確かな人間性を感じとることができます。すごいリアリティを感じるというかなんというか…。
タイトルで購入を躊躇している方、本当に勿体ないです。
笑いあり涙あり妹ありの彼らの人生の一端を見届けたい方は是非。
第2位
衣笠彰梧(著)『ようこそ実力至上主義の教室へ』
こちらは、MF文庫Jより刊行された作品になります。
優秀な者だけが生き残る実力至上主義の高度育成高等学校を舞台に、ハイレベルな頭脳戦を繰り広げる作品です。
何が面白いって、一癖も二癖もあるクラスの仲間や他クラスの強敵でさえも匙を投げるほどの主人公、綾小路清隆の最強っぷりです。超高度な教育施設で育成され、あらゆる分野でトップの成績をとっていたということもあり、よほどの実力者でない限りは勝つことができません。
とある事情によって本来の実力を発揮しきれていないため、実力はまだまだ未知数ですが、2年生編にて登場したとある生徒が綾小路を追い込むかどうか…。
ここからどんな結末を迎えるのかが楽しみすぎる作品です。
第1位
裕夢(著)『千歳くんはラムネ瓶のなか』
堂々の第1位!
こちらも、ガガガ文庫より刊行された作品になります。
ランキング付けてて思ったんですけど、ガガガさんが世に送り出すラブコメ作品のレベルって他のレーベルより高い気がするんですよね。僕だけでしょうか?
内容は、リア充がハーレムを作って青い青い青春を永遠と垂れ流すラブコメです……って軽く紹介できるなら1位にはしません。
本作の最大のテーマは『月』です。
「月とは何か」という漠然とした問いを詩的な表現をもって考えさせられる作品です。
それは手を伸ばしたら届きそうなのに、本当はずっとずっと遠い。かと思えば、それは案外近くにあって撃ち落とすだってできたりする。
それは手を伸ばした人間の本懐を表現したものなのかもしれないし、自分自身を映す鏡のようなものなのかもしれない。
…とまあそれっぽいこと書いてみましたが、こんな感じで読者の考察意欲を掻き立てます。
また文章表現が秀逸で、含蓄のある表現がふんだんに散りばめられています。
どこか幻想的で、文学的で、強いメッセージ性を含んだ作品です。
正直言うと、これもうラノベの域超えてると思います。
個人的にいま一番熱いラブコメです。
いかがでしたでしょうか。
以上が、『このライトノベルがすごい!2021』の作品編になります。
記事を書くのに慣れてないせいでここまで作るのに7時間くらいかかりました。
時計見てビビりました。でも楽しかったのでokです。
次回はキャラクター編になりますので、そちらも併せてご一読いただければ幸いです。
それでは失礼いたします。
怪談は好きだけどホラー映像は嫌いです。
こんばんは。
つい先日、金欠なのにも関わらずラノベに5000円課金してきました。痛手です。
このラノの投票締め切りが9月23日までということで、あと2週間ほどでしょうか。
なるべくギリギリまで対象作品を読んでじっくり決めていけたらいいなと考えてます。
それでは、ラノベ紹介と感想いきます。
前回と同様に、
ネタバレ入ります。
ご理解の上、お読みください。
今回紹介する本ですが……
鉄箱(著)
『ホラー女優が天才子役に転生しました ~今度こそハリウッドを目指します!~』
ガガガ文庫より、8月に刊行されたばかりの転生系作品になります。
表紙や挿絵のイラストが特徴的ですね。水彩なのかな?ツヤツヤしたイラストというか、良い意味で粗い感じのイラストというか…なんて言えばいいんですかね。絵に関してはほとんど知識がないので、タッチがどうとか色合いがどうとかっていう高度な感想は求めないでください。
内容についてですが、あらすじまでにします。そういう気分です。
役者の世界に入り早十七年。名演技をすることで有名なホラー女優 桐王鶫 は、ある日交通事故に遭い亡くなってしまいます。──目が覚めるとなぜかそこは病院。自分がどのような状況に置かれているのか整理した結果、どうやらここは死亡してから20年後の現実世界で、とあるお金持ち一家の令嬢 空星つぐみ(5歳)の身体に転生したことが判明します。(つぐみの両親が何をしている人なのかは作中で言及されていなかったので、とりあえずお金持ちで権力のある家系ってことで)
状況を受け入れ、前世では成し遂げられなかったハリウッド女優になるという夢をもう一度叶えることができるチャンスだと考えた彼女は、『つぐみ』として再び役者の道へ進むことを決意します。
ここまでで大体40ページ分です。流れ結構はやいなと思いました。
鶫として生きている場面も20ページ分くらいで終わりました。瞬殺されてます。
個人的にはもうちょっと出番増やして欲しかったです。
あともう一つ読んでて気になった点として、もともとのつぐみの人格はどこにいったのかが気になりました。
転生によって今は『鶫』が『つぐみ』として生きている状態ですが、転生の前は普通に『つぐみ』が『つぐみ』として生きていたはずです。
その上書きされる前のつぐみの人格はどこへいったんですかね…
ここで、三つの説を挙げたいと思います。
『鶫は実は死んでおらず、転生の際に入れ替わったのではないか』説。
『つぐみの人格が眠っている状態』説。
『読み落としがあってちゃんと理解できていない』説。
この辺は作中でもあんまり触れられていないというかボヤっとした感じで書かれていたのでよく分からなかったです。続刊で解決されるといいんですけど…。
ともあれ、『転生系の作品=異世界』の思考になっていた僕にとっては、今までにない新しい切り口での転生モノで、どんな感じで話が進むのかワクワクしながら読むことができました。
また、シーンによっていろんな登場人物の視点に切り替わるので、「この登場人物は今こういう心情なんだな」っていうのが分かって面白いと思います。
疲れたので今回はこの辺にして寝ます。
お付き合いいただきありがとうございました。それでは。
クーデレ美少女はお好きですか?
こんばんは。
9月に入ったということで、季節的には秋に入っていますね。
気温は完全に真夏ですが。
夏は暑いし虫は出るしいいことが何もないです。夏、滅びろ。
話変わりますが、BiBiの『夏、終わらないで。』って曲、好きなんですよね。
ラブライブ!といえば、僕は無印までガチってました。ライブには行ったことなかったけど。
その分部屋をグッズで埋め尽くすのとスクフェスに力を入れてました。一番くじ引くために朝5時の始発に乗って現地入りしていたのが懐かしいです。
ごめんなさい。脱線しすぎですね。
早速(どこが?)今日読んだラノベの紹介と感想いきましょうか。
あらかじめに言っておきます。
がっつりネタバレ入りまsう
このブログはすでにその本を読んだ方や買わないけどどんな本か知りたい方へ向けたものになります。ご理解の上、お読みください。
さて、今回紹介する本ですが……
ふか田さめたろう(著)
『やたら察しのいい俺は、毒舌クーデレ美少女の小さなデレも見逃さずにぐいぐいいく』
GA文庫のラブコメといえば、妹ウザとかお隣の天使様とかが話題になってますね。
妹ウザはまだ読んでないのでそのうち買おうと思います。
こちらの作品はタイトルの通り、やたら察しのいい主人公、直哉がバイト中に同じ学校の制服を着た少女をスーツ姿の男のナンパから助けるところから物語が始まります。
少女は直哉が同じ学校の生徒であることを知り、助けられた次の日には学校で直哉と対峙することに。
昨日のお礼もほどほどに済ませた少女に、
「いやお礼なんていらないのに」と直哉。
「そういうわけにはいかないわ。だって…」
あの程度のことで恩を売ったなんて思われちゃ困る。そうでなきゃ、あんたみたいなパッとしない男子に話しかけるわけないでしょ?
あなたが手を出さなくても私一人でどうにかなったんだから。気取るのはやめてちょうだい。こんなことで借りは作りたくないの。
と先制パンチをくらう直哉。
それもそのはず、彼女は学校では有名な毒舌系美少女であるところの 白金小雪 だったからです。またの名を『猛毒の白雪姫』。
しかし直哉も負けてはいません。なぜなら、
「なるほど、つまり…」
俺にお礼がしたいから、放課後どこかに誘いたいと?
すると小雪の顔は一気に真っ赤に。どうやら図星だったようです。
というのもこの主人公、やたら察しがいいんです。
他にも、人間のスリーサイズややろうと思えば深層心理まで読むことができるらしいです。
正直読んでてこれはやりすぎだろ…(笑)と思ってしまいました。
読心術は完全にDaiG〇超えちゃってます。メディア出演どころの話じゃないです。
まあそんな感じで最初はクールでツンツンしていた小雪とそれをからかう直哉でしたが、行動を共にしていくうちに、お互いが惹かれ合っていきます。
後半のほうになると、直哉と小雪のイチャイチャシーンが続いて毒舌キャラがほとんど鳴りを潜めてしまっていたのが少し残念でした。
そもそも『猛毒の白雪姫』と呼ばれている割には主人公以外に毒舌を吐いてるシーンが少なかったし、肝心の毒舌もいうほど毒舌じゃなかったっていうのが個人的な印象だったけど…。
ともあれ、甘々なシチュを見たい糖分不足の方は読んで損はないと思います。是非。